かつては…

話は変わりまして今月末からいよいよ登り窯の窯焚き予定です。
かつて(室町時代末期に築窯)備前には幅5m、長さ50m!の大窯があったそうです!(生活ができそうなくらいデカイ…当時こっそり内緒で家にしていた人いないのかな~?笑)焼成に必要な薪は200t!焼成期間は30日から50日といわれていたそうです!う~ん…す、すごい!
今度うちで焚きます登り窯はこれよりはもっと小さいのですがそれでも焼成期間は12日~14日くらい焚き続ける予定です。現在では窯も個人窯になりまして当時の共同窯と比べると小さくなりましたがそれでも登り窯の焼成は大変みたいです。自分もこれから窯詰め作業、焼成といろいろ忙しくなりそうです!
自分も登り窯で最初から最後までやるのは仕事としては実は今回が初めてになりまして(お手伝いやボランティアなんかではあるのですが…)いろいろと学ばなくてはならない部分もあるのですが楽しみもあります!
(また詳細を後日アップします)

自分も陶芸の学校に通っていた時は登り窯と穴窯の違いを知ったつもりでいました…(笑)
でも備前に来ていろいろ見ましていろんなことがようやく分かってきました。
どんな感じかといいますと…言葉ではうまく伝えられないのですが…
うちで頻繁に焚いています角窯(焼成3日間)よりさらにいろいろな窯変が出てきます。それから火前ですとやはり薪の灰もよくかぶるのでそれなりの風格?!みたいなもの出てきますね。
どの辺りがいいといいますとどういう窯変にしたいかによってくるのですが灰がしっかりかぶる感じにするのでしたら火前がやはりいいですしそれぞれですね。うちの登り窯では機密室と呼んでいます小部屋もありそこでもおもしろい窯変がでますのでその窯によっていい場所の違いはありますね。窯詰めも炎の流れを考え出来上がりを想定しながら詰めていきます。
最新日記を読ませていただいて、犬の箸置きに興味津々で、過去日記にお邪魔中です。
登り窯の焼成、私も最近初めて見ました。圧巻ですね(^^)
こちらの登り窯もとても大きいですね!
ちなみに、
私の見た登り窯…窯入れ前、誰か住んでいた形跡がありましたよ(^^;)
広いですもんね。
それではまた。
どうもありがとうございます!
犬の箸置きはすべて手作りで百貨店の三越さんのギフト商品として好評です!(笑)
それからこの共同の登り窯は今は原形はほとんど残っておらず床が跡地として主に観光名所として残っています。
長さ50メートル、幅4・5メートル!かつてはほんとすごかったんだな~と感心してしまいますね!
で、やっぱり住んでた人いたんですね!(笑)